WordPress 4.9.6 プライバシー&メンテナンスリリース

2018年5月22日

WordPress

2018年5月17日、WordPress 4.9.6 がリリースされました。

GDPR対応に関連した機能追加があり、マイナーアップデートとは思えないくらいの変更があります。

WordPress 4.9.6 is now available. This is a privacy and maintenance release. We encourage you to update your sites to take advantage of the new privacy features.
出典:WordPress公式サイト

リリースの内容

GDPR対応用のツールとして、プライバシーポリシーページの作成・指定機能、個人情報の出力・削除機能が追加されています。

他にも、バグフィックス等が全部合わせて95件あります。

プライバシーポリシーページの作成・指定機能

これまでプライバシーポリシーのページを作成するときは、固定ページにゼロから作成していましたが、WordPressno新規インストール時に固定ページとして下書きでサンプルが投稿されている状態になりました。また、既に運用されているサイトの場合、メニューの「設定」から「プライバシー」を選択して、作成済みのプライバシーポリシーページを指定したり、自動で作成する機能が用意されています。
ただ、自分のサイトにあった内容に更新する必要があります。

個人情報の出力・削除機能

会員登録やコメントなどを利用している場合、GDPR対応として個人データの主力と削除に対応できる必要があります。

ログイン済みの管理者限定の機能で、管理画面内のツールメニューから「個人データのエクスポート」、「個人データの消去」を選んでください。

その他バグフィクス・アップデートの抜粋

WordPress 4.9.6 では、上記以外に95個の更新が行われました。
GDPR関連対応以外での主要な更新は下記の4つです。

  • メディアライブラリのフィルターに「所有」が追加されました。
  • 管理画面プラグインページで PHP の最低必要バージョンが表示されるようになりました。
  • 前方互換と適切な変数検証のため、新しい PHP polyfill が追加されました。
  • TinyMCE が最新版(4.7.11)に更新されました。

参考URL

WordPress公式サイト
WordPress Codex
WordPress Codex 日本語版

自動更新について

自動更新が有効な場合は自動更新の対象になっています。

管理画面へログインして手動での更新も可能です。自動更新されていない場合は手動で更新しましょう。

ただ、大きな変更になるので事前にバックアップをとって手動で更新した方が安心です。

まとめ

GDPR対応の機能追加がマイナーアップデートとしてリリースされました。
本来、機能追加なのでメジャーバージョンが上がるくらいのないようなのですが、Gutenberg搭載のWordPressが「5.0」として予定されている状態で、GDPRでメジャーバージョンを上げたくなかったと言う説が有力です。

ちなみに、WordPressは、「4.9.6」の「4.9」までがメジャーバージョン、「.6」部分がマイナーバージョンになります。
Capital Pさんのサイトの記事、WordPressのバージョニングポリシーがひっそり変更?で分かりやすく説明してくれています。

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Posted by さとし