WordPress 4.9 “Tipton”リリース!新機能追加で便利に!

2017年11月17日

WordPress

WordPress 4.9 がリリースされました。

テーマカスタマイザーの大幅アップデートの他、新ウィジェットの追加やテキストウィジェットの機能追加、コードエディターの改良など、便利な機能がいくつか追加されています。

リリース情報には載ってないのですが、パーマリンクの設定で、個人的にナイス!と思った機能追加があります。

主要な更新のみになりますが、簡単に更新内容を紹介していきます。

WordPress 4.9 “Tipton” について

WordPressはバージョンごとにコードネームがあり、 コードネームにはジャズミュージシャンの名前が用いられているのですが、今回は、1914年生まれのアメリカのジャズミュージシャン、ビリー・ティプトンさんから取った名前だそうです。
ビリー・ティプトン

Version 4.9 of WordPress, named “Tipton” in honor of jazz musician and band leader Billy Tipton…
出典:WordPress.org

WordPress 4.9 更新内容

アップデートの内容のうち、気になったものの簡単な解説と残りは一覧として紹介します。

パーマリンクの改善がアップデート時に表示される情報に載ってないのが不思議ですが・・・。

テーマカスタマイザー関連の機能追加

WordPressの管理画面のテーマカスタマイザー(「外観」>「カスタマイズ」)関連の機能追加で、予約投稿のような時間指定でのデザイン変更機能の追加、同時更新を防ぐ排他処理の追加、デザイン変更のプレビュー機能が追加されています。

wp-4-9-customizer

デザイン変更のプレビューや予約機能はメニューやウィジェットも対象になるので、ウィジェットの大きな変更をするときはテーマカスタマイザーを通して行うと良さそうです。

ウィジェットの追加・機能追加

ギャラリーウィジェットの追加や、テキストウィジェットへのメディア挿入ボタンの追加など、ネット上でカスタマイズ事例として載っていたような機能が追加されています。

ギャラリーウィジェットについては、利用中のテーマの対応状況を確認してからの利用をオススメします。

コードエディタの改良

WordPressの管理画面上でテーマやプラグインのソースコードを変更するコードエディターにシンタックスエラー(プログラムの文法)チェック機能の追加など、ありがたい機能が追加されています。

wp-4-9-code-editor

個人的には、管理画面上でコードを変更するコードエディタは、作業効率も悪いしミスったときに Ctrl+z で戻せないので、あまり使わない方が良いです。ただ、そのミスる可能性を抑えられるアップデートなので、今回のアップデート自体は大歓迎です!

theme-edit-alert

パーマリンクのキーワードがボタンで呼び出し可能に!

キャプチャを見てもらえれば一目瞭然ですが、パーマリンクの下にキーワードのボタンがついて、クリックだけでパーマリンクが設定できるようになっています。
一度構築の終わったサイトでパーマリンクの設定変更はほとんどないと思いますが、新規サイトを構築するときに、キーワードをいちいち調べなくていいのはすごくありがたいです!
new-permanent-link

メールアドレスの変更確認

ユーザーのメールアドレスを変更する場合はメールの確認が必要になっています。


wp-4-9-mailcheck-2

会員管理系のプラグイン等が入っている場合、メールアドレス関連の機能追加をしているはずなので、競合の心配があります。十分にテストしてからアップデートするようにしてください。

更新内容一覧

  • カスタマイザーワークフローの改善
  • サイトデザインカスタマイズの下書きと予約公開
    プレビューリンクとの連携
    デザイン編集の衝突防止
    プロンプトで保存忘れを防止

  • コーディング機能の強化
  • シンタックスハイライトとエラーチェック? イエス、プリーズ!
    安全のためのサンドボックス
    潜在的な危険を警告

  • さらなるウィジェットのアップデート
  • 新しいギャラリーウィジェット
    ボタンを押して、メディアを追加

  • サイト構築の改善
  • テーマ切り替えをより確実に
    パーフェクトなテーマを探してプレビュー
    メニュー説明の改善で、より分かりやすく

  • 開発者をハッピーに
  • カスタマイザー JS API の改善
    テーマとプラグインで CodeMirror が利用可能に
    MediaElement.js 4.2.6へのアップグレード
    ユーザーの種類と権限の改善

WordPressコアのアップデートの注意点

マイナーバージョンのセキュリティアップデートではないので、すぐにアップデートするよりも、事前確認してからのアップデートをオススメします。

現在のサイトをサブドメインやローカル環境にコピーした後、コピーした側の環境のみアップデートして、確認して問題なければ本番のサイトのアップデートを実行する流れになります。または、アクセス数の少ない深夜等にバックアップを取得して、本番環境をアップデートしてしまってもいいでしょう。

テーマのアップデート後にプラグインのアップデートが必要になる場合があるので、全て更新が完了したかどうかをチェックするようにしましょう。今回であれば、多くの人がインストールしている TinyMCE Advanced のアップデートが必要になっています。

自動更新について

自動更新が有効な場合でも自動更新の対象ではありません。

管理画面へログインしての手動での更新になります。

バージョンアップを行なっていないままだと、将来のセキュリティやメンテナンスリリースの自動更新が適用されなくなる可能性があります。

まとめ

今回のアップデートでは、ウィジェットとテーマカスタマイザー、コードエディタの機能追加が大きなアップデートになります。

主に管理者や開発者が便利に使える機能の追加になっています。

WordPressのアップデートがある場合、基本的にはできる限り速やかにアップデートしましょう。

ただ、今回はメールアドレスの変更時の確認メール機能が追加されているので、利用しているプラグインやオリジナルのカスタマイズによっては、影響を受ける可能性があるので、十分に検証してからのアップデートをオススメします。

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Posted by さとし