WordPressのテーマは、有料・無料問わず数多くあり、仕事・プライベートで色々なテーマを見てきましたが、「このテーマを使えば間違いない!」というテーマはありません。
そんな中、開発者のサイトで書いてあるこだわりに共感できるサイトがあり、個人で作っている全てのサイトのテーマを変えてしまいました!
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Luxeritasとは
Luxeritasとは、SEO 最適化済み、レスポンシブ、高カスタマイズ性を持つ無料の WordPress テーマで、語源はLux(光)と Celeritas(速)だそうです。
Luxeritasを見つけて、開発者のるなさんのサイトをみて、そのこだわり方にめちゃくちゃ共感してしまいました。
るなさんによると、Luxeritasのポイントは、高速化、SEO、レスポンシブ、多機能に対する取り組みで、多機能にもかかわらず高速に動作する仕組みが組み込まれています。実際、テーマを切り替えるだけでPageSpeed Insightsの点数が上がりました!減点になっているのは、Adsenseやプラグイン、自分でアップロードした画像という驚異的な状態です。
また、それ以上にいいのが、キレイな作りをしています!他に使っていたテーマは、構造化データへの対応が中途半端だったり、エラーが出ている状態でエラーを消すためのカスタマイズで何時間も使っていたのですが、Luxeritasでは構造化データは完璧で、記事表示のためのデータは WordPress の標準機能のみで実現しているので、テーマの切り替えに強いという特徴を持っています。
Luxeritas テーマの特徴
詳細は開発者のるなさんのサイトに詳しく書いてありますので、そちらを見てください。
- 高速化に関する取り組み
- SEO 最適化に関する取り組み
- 構造化データ ( schema.org ) に関する取り組み
- レスポンシブデザインに関する取り組み
- AMP Project に関する取り組み
- 多機能・高カスタマイズ性に関する取り組み(1・2・3)
- SNS との連携に関する取り組み
- WordPress テーマとしての完全性
- その他の取り組み
最近のWebトレンドとして必須の対応
高速化、SEO、レスポンシブデザイン、SNS対応については、対応できていないテーマは選択肢から外すべきというくらい、今のWebサイトでは必須の項目になっています。サイトが取り扱っている内容にもよりますが、僕が管理しているサイトでは8割以上がスマホアクセスというサイトもあります。
プラグインで対応できるものもありますが、重いプラグインばかりなので、テーマ自体が対応していることはパフォーマンス面でもすごく有利に働きます。
Luxeritasが他と違うところ
構造化データやテーマとしての完全性という点が僕の心に火をつけたポイントになります。見た目上には現れないし、何のこと?という人も多いような地味な対応だと思いますが、エンジニアを自負している人にはたまらないポイントです!
構造化データとは、検索エンジン等のロボットにサイト内にどういう情報を書いているかを伝えるための文法になります。これまで使ってきたテーマは、部分的に対応しているだけだったり、エラーが多く出ていたのですが、Luxeritasは対応できる限りの情報を詰め込みながらもノーエラーという素晴らしい結果を出しています。
Luxeritasの弱いところ
デザイン面が少し物足りない感じです。ただ、最近のWebのトレンドのデザインになっていて、HTMLの作りもキレイなので、CSSの知識があればいい感じに作り変えれるようになっているようです。
無料テーマとして有名なStingerやSimplicityと比べると新しいテーマになるので、カスタマイズについての情報が少ないです。これについては、カスタマイズする内容次第ですが、他のテーマのカスタマイズ内容を流用できることも多いので、あまり問題ではないです。
Luxeritas以外のオススメの無料テーマ
無料テーマは個人が作ったものを公開してくれていることが多く、開発者のサイトでカスタマイズのアドバイスをしてくれていることが多いのが特徴です。
Simplicity
Simplicityはカスタマイズ性に優れたシンプルで使いやすいテーマです。開発者のわいひらさんの寝ログはWordPressに関する調べごとをするときにすごく参考にさせてもらっています。無料とは思えないくらい軽量&多機能なテーマです。
Xeory Base
Xeoryはバズ部というコンテンツマーケティング会社が出している無料テーマになります。ブログ用のテーマ Xeory Base と コーポレートサイト向けのテーマ Xeory Extension の2種類があります。
オススメの有料テーマ
有料テーマはいいものが多いのですが、その中でも特にOPENCAGEかTCDのテーマがデザインも良く、つかやすいテーマをたくさん用意してあります。
STORK (OPENCAGE)
ストークは、最近一番多く見るテーマです。他のサイトでも良く使われているので、少しマンネリ感がありますが、デザインも良く、最小限のカスタマイズで使える優秀なテーマです。
MAG (TCD036)
MAG (TCD036)は、ほぼノーカスタマイズでカッコいいブログサイトを作ることができます。サイトの雰囲気にあう写真を探して、いい内容のブログを書くというブログを書くための作業に集中させてくれるいいテーマです。
GENSEN (TCD050)
GENSEN(TCD050)はTCDの最新版になります。情報ポータルサイト用WordPressテーマで、優れた検索機能がついているのが特徴です。WordPressのカスタマイズで一番手を焼くのが検索機能なので、標準で検索機能がついているのはすごくありがたいです。
まとめ
無料テーマとして注目のLuxeritasの紹介と合わせて有料と無料のテーマを厳選して紹介しました。
サイトの見た目の完成度だけで言えば、他にも優秀なテーマはあります。大雑把に言えば、最小限の手間でサイトを作りたい場合は有料テーマ、カスタマイズ前提でこだわって作りこみたい場合は無料テーマがオススメです。見た目上の良し悪しはデモサイトや実際に導入しているサイトを見ればすぐにわかりますが、管理機能の使いやすさやカスタマイズのしやすさはテーマを入れてみて実際に使ってみないとわかりません。紹介しているテーマは管理機能やカスタマイズについても十分配慮されているのでオススメです。
有料テーマはリリース後のアップデートはあまり期待できませんが、LuxeritasやSimplicityは常にアップデートされ続けています。今物足りなく思っている部分でも、翌日にアップデートで改良されていることもあります。
そういった面も含めて使うことが楽しみなテーマですので、是非一度使って見てください!!