ドメインを新たに取得する時、「わかりやすく」「覚えやすい」短いドメインが候補になると思いますが、何を調べても誰かが使用中という状態です。
ところが、意外と使えるドメインが空いていたりします!!
つまり、探し方次第!
なので、効率よく短いドメインを探すのに便利なサイトがいくつかあるのでご紹介します!
Contents
短いドメインとは?
実際によく目にする短いドメインといえば、dmm.com や fc2.com とかでしょうか。
覚えやすいですよね!
URLを打ち込む時に、短ければ短いほど入力の手間や誤入力が減るので直接入力してサイトに来てくれる可能性も高くなります。
そのため、有名なサービスを展開している会社にとってドメインの短さは付加価値としてメリットがあります。
実際、世界中で通用するアルファベット1〜3文字の ○○○.com は全て空きがありません。
ところが、アルファベット3〜4文字の ○○○.jp やアルファベット4文字の ○○○○.com はまだまだ使われていないドメインが存在しています。
自分のサイトのコンセプトと合うようなドメインが取得できるのであれば検討の価値があります。
短いドメインの検索に便利なサイト
最初の3サイトは、好きな文字1、2文字を入力したら、その文字を含む短いドメインを一覧表示してくれるサービスです。
残りの1サイトは、文字入力中にドメインの空き状態をリアルタイム検索してくれるサービスです。個人的には、4サイト中最も使いやすいサービスでした。
JP 日本レジストリサービス (3文字4文字ドメイン名検索)
jp ドメインのみですが、3文字または4文字ドメインの空き状態を一覧表示してくれます。
このサイトで検索すればわかりますが、jpドメインでは3文字や4文字のドメインは半分以上空きがあるので、イニシャル+好きな数字といったドメインが取得できる可能性は高いと思います!
JP 日本レジストリサービス (3文字4文字ドメイン名検索)
短いドメイン検索サービス
日本で人気のドメイン(jp、com、net、co.jp、info、biz)が検索できます。残り2つの一覧系の検索サービスでは jp ドメインしか扱っていないので、他のドメインも検索したい場合はこちらのサイトを使うことになります。
ムームードメイン(3文字JPドメイン取得)
jp ドメインのみですが、検索したまま取得まで1サイトで完結できるのが強みです。既にムームードメインを利用している人はこちらのサービスが便利だと思います。
Domain Typer
手入力だけど・・・、このサイトが最強です!文字入力の度に主要なドメインの空き状態がグラフィカルに表示されます。
海外レジストラでもいいって場合は、そのまま登録もできてしまうようです。
また、オマケでついている Domain Generatorや、Search on Social Networks、Domain Hacks がめちゃくちゃ便利です!
ドメインに関するちょっといい話
せっかくドメインに関する記事を書いたので、その最中に見つけたドメインに関する興味深い話を簡単に紹介します。
アルファベット1文字のドメイン
ジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)で、アルファベット1文字のドメイン名は全部で6個しかないそうです。
ドメイン名は3文字以上というルールができる前に取得されたドメインらしく、これ以外の1文字のgTLDのドメインは存在しないようです。
- i.net
- q.net
- q.com
- x.org
- x.com
- z.com
世界一短いドメインは8億円!?
少し古いニュースですが、GMO が z.com ドメインを8億円で買い取ったというニュースが話題になったことがありました!
短いドメインの活用例
goo.gl や bit.ly、t.co のような URL短縮サービスで見かけることが多いです。
主要なgTLDを避けると意外と短いドメインの空いています。
google 等の例を見ると、企業のHPとかのURLにするよりも、会社が展開するサービスのURLとして使う方が合っていそうですね。
ドメインハック
goo.gl のように、トップレベルドメインと組み合わて意味が通る言葉になるようなドメインの取り方になります。
google.com と比べて、3文字短くなっています。実際には、google.com とは別のサービスなので、ドメインハックを使わないともっと長いURLになっていた可能性もあるでしょう。
google のように知名度のある場合はオシャレな感じがあり、有効活用しているなーという印象を受けるのですが、無名なサービスの場合は怪しいサービスに見えることもあるので、使いどころは慎重に!
ドメインって売れるの?
転売目的でのドメイン所有は禁止されています。ただ、双方の同意があれば金銭授受を伴う譲渡(=売ること)も可能です。
これを悪用して、有名なサービスをイメージさせるドメインを取得して売りつけるような行為「サイバースクワッティング(犯罪です)」が行われることもあり、独占禁止法などで違法行為として扱われるようになっている他、国際的にもドメイン名紛争処理方針(UDRP)による申し立てができるようになっています。
オススメのレジストラ(ドメイン登録代行会社)
お名前.com
年中キャンペーンをしていて、広告にもよく出てくるし、覚えやすい名前なので、知っている人も多いと思います。
ドメインの検索機能が便利なので、まずはお名前.com でドメインを検索して、他の会社と費用などを見比べるとお得です。
扱っているドメインの種類が多く取得費用も安い上に、期間限定キャンペーンで一部のドメインがさらに値下げされていることが多いです。
Value Domain
ドメインの取得料・更新料が比較的安く設定されています。
DNSレコードの設定等、細かいことが追加料金なしで設定できるので、ビジネス用途だと Value Domain はオススメレジストラの一つです。
ムームードメイン
全体的に初心者用サーバとして有名なロリポップ!サーバと相性がいい(設定が楽)ので、ロリポップ!を使う予定ならオススメです。
まとめ
インターネットの世界でURL(≒ドメイン)は住所だとよく言われます。
ドメインは、サーバやサイトの中身に比べると利用者にとっては影響が小さいですが、サイトを作る人にとってはこだわりたいところです。
同じ料金を払うのであれば、少しでも自分が気に入って使っていけるドメインを取得して、楽しくサイトの更新ができる要素の一つにはなるので、時間があるのであれば、自分が気にいるドメインをこだわって探してみてください!